子ども防災検定とは
私たちは、子どもたちが自然災害の知識を持ち、防災活動を理解することがとても大切だと考え、2018年4月から1年間「東京子ども防災検定」を実施しました。そして、2019年5月より対象を全国に広げ、「子ども防災検定」を実施しています。
本検定は、全国の小学生と中学生約600万人が主対象のネット検定です。子どもなら誰でも、災害や防災についての学びを楽しく確認でき、無料で受検できます。高校生以上大人の方でも受検できます。検定は、スマホやパソコンでも、いつでも、どこでも受検できます。
内容は、小学校3年生以上の生徒が知っておくべき自然災害の知識、考えるべき防災対策、そして身につけるべき被災時の行動のあり方、などに関するものです。問題は30問、実施時間は15分、正答率70%以上で合格です。合格した方は合格証をプリントアウトできます。
防災検定がなぜ必要か
2011年3月11日に東日本大震災が発生、未曽有の被害を日本にもたらしました。この大震災は、私たちに、自然災害の恐ろしさを痛感させました。
そして、自然災害についての正しい知識を身につけることに加え、一人一人が日頃から防災意識を持ち、対策をしっかり行うことが必要だと教えてくれました。
自然災害を知る、防災対策を考える、防災行動を身につけることは、子どもにとっても大変重要な学びといえます。